トピックス
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2018.10.17 (水)
日精協学会での看護研究発表
平成30年10月5日、日本精神科病院協会主催の
『日本精神科医学会学術大会』が長野市において開催されました。
当病院の奥村診療部長が座長を務めるECT講習会において、
6階病棟看護師 古田嶋千果による看護研究
『修正型電気けいれん療法に関する現状と
施術前後における業務分担について
―インシデント・アクシデント分析および意識調査より―』の
発表を行いました。
当病院では、平成26年9月から修正型電気けいれん療法(m-ECT)を導入し、
年間約700件の施術を実施していますが、
これに関連したインシデント・アクシデントが
4年間で約100件報告されています。
これらのインシデント・アクシデントの低減と、
m-ECTの安全性の向上を図るために、発生要因とその背景、
再発予防のための対策と多職種間での連携のあり方、
今後の課題等について検討、考察を行いました。
当日は、ECTについての総論や他病院でのECT立ち上げに関する発表も聴くことが出来、
非常に実り多い研鑽の機会となりました。
2018.07.05 (木)
大石記念病院・レーベンハウス 新入職員研修会
平成30年6月21日、大石記念病院、レーベンハウス合同の新入職員研修会を開催しました。昨年7月以降の新入職者が対象で、18名が参加しました。
初めに副院長の大石光枝先生から開会の挨拶があり、八葉会の理念である『生命の尊厳と慈愛の精神』を共通の心の軸として、最適な医療や介護の提供を心がけてほしいこと、患者さんや利用者さんが失った『笑顔』を取り戻し、それを職員の支える力に変えて、よりよいケアを『笑顔』で提供していくという、プラスの循環を一緒に生み出して行きましょうと話されました。
続いて、鈴木事務部長から、八葉会の沿革、組織全体の概要、法人の理念、職員としての基本的なモラルやルールの遵守等について話がありました。
レーベンの小林事務課長からは、地域における介護老人保健施設の位置づけと役割、チームの一員としての心構え、昨今問題となっている個人情報の取り扱いや、『虐待』について、詳しいレクチャーを行いました。
その後は、参加者全員による自己紹介と、今日の研修会の感想を一言ずつコメントしてもらいました。休憩を挟んで後半は、中山看護部長から、当法人における5S運動の取り組みを紹介、導入の経緯、当病院独自の5Sの目標(スマイル、接遇、整理整頓、清掃、節約)などを詳しく説明しました。
参加者からは『法人の理念を体現できるような職員になりたいです』『研修を受けたこと、初心を忘れず、業務にあたりたいと思います』『地域との関わりが大きいことを知り、自分の行動を丁寧にしていくことの大切さを確認しました』『感謝の気持ちを表現することや、フォローされていることを意識し、自分も役立つ人間になっていきたいと思いました』といった感想が寄せられました。
精神科領域にも改革が求められ、医療や介護の質が厳しく問われる昨今、医療・福祉従事者としての見識と自覚を促すとともに、お互いの仕事を知り、交流を深める良い機会になったと思われます。
2018.06.11 (月)
レーベンハウス 開設20周年を祝って
当法人の介護老人保健施設レーベンハウスは、今年3月20日に開設20周年を迎えました。
これを受けて、5月25日、祝賀パーティを開催しました。
当日は、100名を超える当法人のスタッフが参加、施設長による挨拶と永年勤続表彰が行われたほか、碓井医師のグループ『銀色カンパニー』によるフルート演奏、レーベンハウスのスタッフ8名による沖縄のエイサーの踊り、後藤ミホコさんと小沢あきさんのユニットによるアコーディオンとギターの演奏などが披露され、大いに盛り上がりました。
20年はあっと言う間でしたが、この間に培った経験とノウハウ、地域の皆様と共に築きあげた信頼関係を踏まえて、今後も地域の要となる介護施設を目指していきたいと思います。