トピックス
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2019.01.08 (火)
レーベンハウス クリスマス会開催
平成最後となるクリスマス会が、昨年12月15日に開催されました。
第21回目となるクリスマス会のテーマは『結晶』で、
雪の結晶をイメージした飾りつけは、今回もとても好評でした。
音楽療法士の先生を中心に会場が一丸となって歌を楽しんだ音楽療法のコーナー、
女性職員によるキュートな『きゃりーぱみゅぱみゅ』の踊り、
男性職員による勇壮な沖縄のエイサーなど、盛りだくさんなプログラム。
最後のキャンドルサービスでは、碓井先生が中心となったフルート生演奏をバックに入場、
キャンドルに火を灯し、ご利用者様と職員によるハンドベル演奏を行い、
1年の感謝と新しい年への願いをこめた言葉で、平成最後のクリスマス会を締めくくりました。
その後はクリスマスの飾りつけがされた各フロア、各居室で、
ご利用様とご家族様におやつと飲み物を提供し、ゆっくりと過ごして頂きました。
ご家族様のアンケート結果は全て最高ランクで、とても楽しんで頂きました。
今年のクリスマス会も、職員一丸となって尽力し、無事に終えられたことを感謝したいと思います。
(レーベンハウス・クリスマス会実行委員長)
2018.12.25 (火)
第7回 合同研究発表会 開催
平成30年12月20日(木)、第7回大石記念病院・レーベンハウス合同研究発表会を開催しました。
第7回目となる今回は、病院から6題、レーベンハウスから2題の発表を行うともに、診療部長の奥村医師による『修正型電気けいれん療法』の実際と課題についての特別講演も行いました。
今回の研究発表では、隔離や身体拘束の解除、長期入院患者の退院支援、在宅復帰に向けた効果的支援など、難しい課題に意欲的に取り組んだ発表が見られました。
また、調査研究を行った職員のセルフマネジメントや尊厳の在り方は、医療・介護に従事する者にとって、直面せざるを得ない重要な課題です。
今後もこうした課題に積極的に取り組んで研鑽を積み、よりよい医療と介護の提供に繋げていきたいと思います。
2018.12.18 (火)
『統合失調症の病気と治療について』
11月24日、『統合失調症の病気と治療について』をテーマに第1回家族教室を開催しました。
最初に参加ご家族から簡単に自己紹介していただいた後、
当病院の橋本医師から『統合失調症について』と題したレクチャーで、発症のメカニズムと原因、
出現する症状と経過、薬物療法や電気けいれん療法、
利用できるリハビリテーション、家族の関わり方のコツなどにについてお話しました。
後半は、ご家族からの質問に橋本医師からお答えするとともに、
参加ご家族の方からも、感想やアドバイスを出してもらいました。
あるご家族から『退院後薬を飲まなくなって、間を空けて飲むようにしていたら「耳鳴りがする」と。
呑まないと幻聴が出る事が分かり、今は飲むようになっている。
いずれは飲まなくてもよくなるのか、飲み続けても大丈夫なのか?』という質問が出されました。
医師からは『薬によって血糖値が上がる、歩き方がぎこちないといった副作用があるので、
定期的に採血するなどしてキャッチし、副作用が強ければ薬を変えるなどの対応をしている。
リスクやデメリットをよく考慮して、止める、止めないを判断する。
症状をコントロール出来ていることが大事』とお伝えしました。
ご家族からは『統合失調症を抱える家族の悩みが共有できた』『家族の協力を高めることが大事なこと、
電気けいれん療法についての理解ができた』『家族の関わり方など、参考にしたいこともありました。
親としてよい距離を見つけていきたいと思いました』などの感想をいただきました。
今後も、ご家族が必要な情報をお伝えするとともに、
共通の悩みや疑問を率直に語り合える場を提供していきたいと考えています。
(家族教室委員会)
2018.10.26 (金)
東精協学会に参加しました
平成30年10月23日、『第23回東京精神科病院協会学会』が
新宿・京王プラザホテルにおいて開催されました。
当病院からは、栄養科管理栄養士・横山かね子による
『雑煮の提供をしてきて―現状と課題―』のポスター発表を行い、
また、心理室心理士・福田由利が、ポスター発表Ⅲの3演題の座長を務めました。
当日は会員病院から957名が参加、杏林大学名誉教授・田島治氏による
『向精神薬の多剤併用を巡る問題』、国立精神神経センター・松本俊彦氏による
『アディクション問題の理解と援助』の教育講演、
精神障害者就労支援に関するシンポジウムのほか、
口演発表27題、ポスター発表47題が行われ、
日頃の研究と臨床活動の成果を披露し合い、
活発な情報交換と議論が行われていました。
当病院からは事務部、栄養科、心理室から5名が参加、
多くの刺激を得られた貴重な研鑽の機会となりました。